※死ネタです。
それが駄目な方は読まない方がいいです。
あと、ひょっとしたらスザクに厳しい話かもしれません。
なのでルルよりスザクが好きだという方も注意した方がいいです。
そしてルルに夢見まくってるので、そのへんも注意して下さい。
思いっきり捏造バッドエンドですが、それでもいい方のみスクロールプリーズ。
彼は倒れた。
銃弾で。
自分が引き金を引いた、この銃で。
既に仮面を取っていた彼。
それは聞いていたとおり、よく知った顔だった。
まるきり鵜呑みにしたわけではなかったけれど、彼が自らの手でその仮面を脱ぎ捨てて現れた顔を見たとき、すとん、と、心の何処かで納得した気がした。
話だけは聞いていたので、覚悟はできていた。
例え実際に目の前に現れても、揺らがない覚悟は。
懐中時計は彼女の元に置いてきた。
僕が*したあの人の顔が頭をよぎるけれど、これが正しくないことだとしても、後悔はしないつもりだった。
こんなこと彼女が喜ばないであろうことも理解っていたけれど、それでも僕は自分を止められなかったし、止める気もなかった。
一瞬だけ意識が飛んだような、そんな気がするのが少し気掛かりだけれど、たいしたことではない。
ただほんの少し、心に穴が空いたような、空虚な気持ちを覚えたけれど、それはただそれだけのことだった。
そう。
これは、自分で決めたこと。
自分で―――。
やさしいひと
「―――*したのか」
「―――君は…」
何処からともなく現れたのは、新緑の色の髪を持つ少女。
彼女が特区の式典で、ガウェインから降り立ったのを覚えている。
それはつまり、彼の仲間だということだ。
だからといって、彼女にまで銃を向ける気にはなれなかった。
彼女はゆっくりとした足取りで、倒れている彼の傍まで来る。
そして彼を見下ろして、呟いた。
「―――契約を途中で勝手に破棄して……。最期まで勝手な男だったな」
契約?
彼女の言う意味は分からないけれど、自分には関係のないことだ。
「……ふん。自分の目的も中途半端で終わった癖に、すっきりしたような顔をして―――」
彼の目的。
彼の口から直接聞くことは遂に叶わなかったけれど、やはりブリタニアの崩壊だろうか。
幼い頃の彼が自分の前で誓ったことは、よく覚えている。
怒りに身体を震わせながら、力強い瞳をして。
あの頃はそうは思わなかったけれど、今考えれば愚かなことだ。
そんなことをしたって、何も変わらないのに。
「―――枢木スザク。お前は、この男の友人だったな」
つきん。
心の端がほんの少しの痛みを訴える。
「こいつがこんな顔しているのは、お前だったからだろう。こいつは、お前のことをとても大事にしていた」
「―――……ぇ……」
―――何。
何だって?
「こいつが妹のことをとても大事にしていたことを、友人であるお前なら知っているだろう?こいつにとって、お前の存在は妹の次だった」
「――――」
知っている。
彼が、彼の妹を何よりも大事にしていたことは。
本当に本当に宝物のように扱っていたのを、よく知っている。
彼にとって彼の妹が何よりも護るべきもので、彼はきっと妹の為なら何も惜しまなかった。
そして自分が、何だって―――?
「お前は覚えていないだろうが、こいつはお前にもギアス―――こいつの力のことだ、
あの力を?
彼女に消えない汚名を着せてしまった、あの力を?
「勘違いするな。あの第三皇女にかけてしまったような内容ではない。―――それでも、お前にギアスをかけてしまったこと自体が、こいつからしたらとても不本意だっただろう。いつだったか、こいつに言ったことがある。枢木スザクにギアスをかけろ、とな。こいつの力がどんなものかもう知っているお前なら理解るだろう?お前に自分の命令を聴くよう命じることなど簡単だった。実際、それが一番簡単な方法だった。それはもちろんこいつも理解っていただろうに、それでもそれを頑なに拒否した。…何故だか理解るか?」
「――――」
答えられない。
唐突に与えられる情報に、頭が付いて行かない。
何故かって?
そんなもの、理解るはずもない。
彼の、気持ちなど―――。
「……お前を友人だと思っていたからだよ、枢木スザク。意地もプライドもあっただろうが、こいつにとって、お前は大事な友人だった。どれだけ自分が不利になろうとも、お前にだけは無理矢理命令を聴かせるようなことなどしたくなかったのだろう」
それは自分も同じだった。
彼を友達だと思っていたことは、自分も同じだった。
少なくとも、昨日までは。
じゃあ、今は―――?
「―――あのときお前にかけたギアスは、こいつの願いだったんだよ、枢木スザク。お前が心の何処かで死を望んでいるのを知ったこいつの、お前に対する何よりの願いだったんだよ」
願い。
願いとは、何だろう。
自分は彼の敵だ。
幾度も彼の邪魔をしてきたランスロットを操っている彼の敵だ。
自分がいなくなった方が彼にとっては都合がよかっただろうに、そんな彼が自分に願っていたことなんて理解るはずもない。
「………そういえば枢木スザク。お前がこいつを撃つとき、幾許かの躊躇いはなかったか?」
突然変わる話に思考が追い付かない。
躊躇い?
覚悟を決めてきた自分に、そんなもの―――。
「なかったと言い切れるか?仮にも友人だった男だ。例え復讐に身を委ねていたとしても、友人だったのだのだろう?本当に、なかったと言い切れるか?」
動悸が激しい。
呼吸が上手くできない。
―――彼女の、言うとおりかも、しれなかった。
が、今更、そんなこと―――。
「それでもお前は撃った。軍人らしく、無駄のない狙いで。こいつの命を止める為に」
「―――っ」
息が詰まった。
頭の中でリピートされる、先程の映像。
彼が自分に銃を向けて、自分も彼に銃を向けて。
しばらくはどちらも動かなかったけれど、何の前触れもなく彼が自分の横を掠めるように一発放った。
彼はすぐにもう一度撃とうとした。
それを確認した瞬間、一瞬だけ、意識が飛んだ。
それは、キュウシュウでも一度体験したこと。
あれは何だったのだろう。
ついさっきまでたいしたことではないと思っていたのに、急に不安になった。
自分の足場が覚束無くなる。
怖い。怖い。怖い。
―――何が、怖いんだろう。
一体何に、怯えているんだろう。
「それがお前にかけられたギアスだ、枢木スザク。こいつはお前が生きることを望んだ。少なくとも、無意味に命を終わらせようとすることが許せなかった」
「――――」
「…理解らないという顔をしているな、枢木スザク。もっとはっきり教えてやろうか。こいつはお前に、『生きろ』と、命じたのだよ」
―――生きろ?
言うに事欠いて、生きろ?
彼が、僕に。
生きろ、だって?
こんな僕に、生きろ、だって―――?
「あのときの状況も状況だ。咄嗟の判断もあったのだろうが、それでも、それはこいつの切実な願いだった。だからこそ、口をついて出たのだろう。―――こいつは、お前に生きて欲しかったんだよ」
「――――」
自分の目が見開かれるのが分かる。
彼が、そんな、ことを―――?
「だが、それはとても抽象的な命令だ。期間も限定していない。……だからこそ、最期に奴はそれを利用したんだよ」
「―――…り、よう……?」
発された声はとても掠れていて、自分のものではないような気がする。
喉がからからに渇いていた。
「こいつのギアスは絶対遵守の力。何人たりともそれに逆らうことはできない。かけられた人間の意思を無視して、強制的に実行される」
それは聞いていたから知っている。
彼女も、自分の意思とは正反対のことを無理矢理にさせられた。
―――思い起こしてみればあのとき。
式根島で聞いた自分の声。
サウンドオンリーだったので顔までは分からない。
記憶になかったし、自分があんなことを言うなんて思いもしていなかったので、本当に自分が言ったことなのか最後まで疑った。
記録が間違っているはずはないので結果的には信じるしかなかったのだけれど、自分がまさか浅ましくも生に執着しているだなんて、信じられなかった。
それが今やっと理解った。
あれは、あのときの自分の叫びは、彼の叫びだったのだ。
「お前にかけられたギアスは今も生きている。こいつがお前を撃とうとしたとき、お前の命を終わらせようとしたとき―――それが働いた」
「―――な…に………?」
「理解らないか?枢木スザク。こいつは頭が良かった。それはもう恐ろしく良かった。自分がお前を*そうとすれば、お前自身が例え本当は躊躇っていようとも、お前にかけられたギアスが、お前に引き金を引かせることを理解っていたんだよ。こいつにお前を*す気など、毛ほどにもなかったのにな」
「―――っ!」
思わず手が口を押さえた。
頭ががんがんして眩暈がする。
目の前が暗くなるのが理解った。
「もっとも、お前もこいつを*す覚悟はしてきただろうから、純粋にお前の意思だったのかもしれないがな」
頭痛が酷い。
喉がからからだ。
嗚呼、違う。
あのとき引き金を引いたのは、本当は―――。
「……それと、どうもお前が誤解しているようだから、せめてこいつの弁護をしておこう。それができるのは、私だけだからな」
―――誤解?
弁護?
何だ。
今度は何を言う気なんだ。
もうこれ以上、何も暴かないでくれ―――。
「誰に
それは、知っている。
元より彼の世界が彼女を中心に回っていたことくらい知っていたし、彼女の為だというのは、あのとき電話で直接聞いた。
「理解るか?枢木スザク。こいつはただ、それだけの為に自分の全てを賭けたのだ。少しの見返りも求めずに。ただ、妹の為だけに」
知っている。
そんなこと、知っている。
彼は、一見冷たそうに見えるが、本当は優しい人だった。
妹には一心に愛情を注いでいたが、彼女以外にでも、例えば自分にも、彼はとても優しかった。
…そう、彼は本当に、優しい人だったんだ―――。
「―――そのついでだったのかもしれないが、その中にはお前も入っていた、枢木スザク」
「―――…ぇ……?」
その中?
その中って、何?
「こいつが幸せにしたかったのは確かに妹だけだったが、その妹が幸せに過ごせる世界にはお前も居たんだ、枢木スザク。こいつはお前にも、幸せになって欲しかったんだよ」
僕が。
僕も、なんだ、って―――?
「こいつが求めていた世界。求めてやまなかった世界。それは、妹が幸せに過ごせる世界。そして、幸せそうに微笑う妹の隣には、枢木スザク、お前が居た」
「――――」
「理解るか?理解るか?枢木スザク。こいつは、ただそれだけの為に自らの手を血に染めることをよしとした。ただそれだけの為にこいつはずっと戦ってきたんだ。理解るか?枢木スザク。そこに自分は居なかったんだ。こいつが求める幸せな世界に、自分は居なくてもよかったんだよ。妹とお前が幸せに微笑っていてくれれば、そこに自分は居なくてもよかったんだよ」
「―――っ!」
がつん、と頭を殴られたような衝撃だった。
彼の優しい笑顔が思い出される。
彼の宝物を見ながら、優しく目を細める彼。
彼女が微笑っている姿を見ているときの彼は、何よりも幸せそうだった。
自分の一番好きな、彼の笑顔だった。
そんな彼女と彼を見ていると、それだけで自分も幸せな気持ちになれたものだ。
どうして忘れていたんだろう。
どうして忘れていることが、できたんだろう―――。
「一切の見返りを求めない強さがお前に理解るか?枢木スザク。優しさが理解るか?私には―――理解らないが、
理解らない。理解らない。
彼の強さも優しさも、自分などには理解らない。
こんな矮小な自分になど、理解るはずもない―――。
「今更―――今更何を言ったところで、こいつが還ってくるはずもないが―――。私は、ずっと傍でこいつを見てきた。こいつとはただ契約を交わしただけで、情をやるつもりはなかった―――。……私も甘いな。こいつの必死な姿を見ているうちに、少し、絆されてしまったんだ。―――だから、こいつの大事にしていた友人のお前には、せめて知っておいて欲しかった。本当の奴を。私利私欲にでは決してなく、ただ自分の大事なものの為に、奴が生きていたことを」
それまでの無表情ではなく、優しげな、それでいて何処か達観したような瞳で、彼女はそう言った。
そして膝を折り、まるで母が子を慈しむような瞳で彼を見、細い白磁の指で彼の頬を撫でたと思うと、さっと立ち上がり、もう未練はない―――否、未練を振り切るかのように、決して彼を振り返ることなく、歩き去った。
その背はとても潔く、真っ直ぐ伸ばされていた。
後には、自分ともう動かなくなった彼だけが残された。
きっと、今の自分は途方に暮れたような顔をしていることだろう。
与えられた真実が―――それが真実だと証明する術は何もないが、嘘だとは到底思えなかった―――余りにも大きすぎて、重すぎて、今にも押し潰されそうだった。
頭が痛い。
喉が渇いた。
くらくらする。
ふとだらりと下ろされている自分の腕を見る。
その先、未だ銃を握っている手を見る。
疾うに硝煙は消えていて、とてもそれが人殺しの道具には見えない。
とてもそれが彼の命を奪ったものとは思えない。
しかしこれが紛れもなく、彼の命を奪ったものなのだ。
そしてこれの引き金を引いたのは間違いなく自分で。
自分の意思じゃなかったかもしれないなんて最早どうでもよくて。
彼女の言うことが正しいのなら、彼を死に至らしめたのは自分の意思か、或いは彼の命令で。
例えそれに逆らうことなどできなかったとしても、どちらにしてもそれは自分の指が行ったことで。
―――否、そんなこと関係ない。
自分は、彼を*す覚悟で彼と向き合った。
それは誰の意思でもない、自分の意思だ。
そして誰の為でもない、自分の、自分だけの、為だ―――。
彼女の為―――と思っていたけれど、彼女がこんなこと望むような人でないことは最初から理解っていたことで。
彼女の為だなんて、彼女に責任を押し付けてるだけだ。
だってこれは自分で決めたこと。
彼を*すことを決めたのは、他の誰でもない、僕自身だのだから―――。
知らず、僕は叫んでいた。
声の限りに、叫んでいた。
意味なんてない。
ただ、どうしようもなく哀しかった。
自分の余りの愚かしさに、吐き気がした。
懐中時計を手放すべきではなかったんだ。
もう二度と過ちを犯さぬようにと誓った己をルールを、破るべきではなかったのだ。
何処までも醜い自分。
彼はずっと自分以外の為に生きていたというのに、この自分の体たらくは何だ。
自分が彼を憎くて、*したいとまで思って、挙句彼女の為なんて彼女のせいにして、自分の為だけに彼を*したのだ。
なんて醜い。
なんて醜いのだろう。
なんて醜い人間なんだろう。俺は。
彼がどうして自分を*させるような真似をしたのか理解らない。
ただ一つだけ理解るのは、あれは、彼が最期に一度だけ、自分の為だけにした行動だったのだろうということだ。
彼の、たった一度の我が儘―――。
君は、僕を赦してくれる?
最期まで君を理解できなかった僕を、赦してくれるかな?
―――否、赦してもらう必要なんかないね。
あの人のときと同じように、これは、僕がずっと抱えていかなければいけないものなんだよね。
君を*した罪は、ずっと僕を苛むだろうけど、それが、僕に与えられた罰なんだよね。
優しかった君。
とてもとても優しかった君。
僕も、君のように生きていくことができるかな。
ねぇ、ルルーシュ。
今まで私、死ネタって駄目な方だったんですけどね…。
読む分にはまだしも、書くのは絶対無理だった。
でもなんか思い付いちゃったんですよねぇ…。
こういう感じの話が書きたい!と思って書き始めたら3時間ほどかけて一気に書き上げたという、今まで書いたものの中であらゆる意味で記録を更新してしまった話でもあります。
ルルファンな私ですが、もちろんスザクも大好きです。
それでもこの話を考え付いたのは…多分、スザクにはルルの想いとかを知って欲しいと思ってるからだと思います。
だって、ルルって何にも言わないんですもん。
昔はともかくとして、今のルルってすごくスザクに対して遠慮してると思うんですよね。
変に気を遣ってるっていうか…。
本当に言いたいこととか、何も言ってないと思うんです。
だから一度ぶつかっておくべきだったと思うんです。
喧嘩になっちゃってもいいから、一度どかーんとぶつかっておくべきだったと思うんです。
気持ちをぶつけておくべきだったと、思うんです。
23話で登場したV.V.がスザクに何をどう言ったのか今のところ分かりませんが、どうも黒そうな子なので自分に都合のいいことしか言ってなさそうで。
もちろん本当のところなんて言ってなさそうで。
だとしたら、スザクがルルの想いに気付くことなんてもうないと思うんですよね。
直接対峙しちゃったら、話し合うどころじゃないだろうし。
でもルルだって悩んで苦しんで辛い思いをしてたことを、観てた私たちは知ってるじゃないですか。
ユフィの件についての罪は変わらないとしても、それでもスザクにはルルの想いを知って欲しいんです。
私がルルに対して思ってる、報われて欲しいっていうのは、そういうのをきっと含んでるんです。
知って、それでも赦せなければそれは仕方がないけれど、いや、きっと赦せないだろうけれど、それでも、知って欲しいと思うんです。
ルルの気持ちを。
だからこの話でC.C.が言ってるのは、私が言いたいことなんです。
多分、言いたいこと全部言ってもらえたと思います。
まぁ…。
些かルルに夢見すぎじゃないかとは自分でも思うんですが、所詮私はルルファンですので…。
でもスザクにも大概夢見てると思いますU
殺したいほど憎くくても、何を持ってしても赦すことなどできなくても、スザクにとってルルは友達であって欲しいんです。
ルルスザじゃないのかとかツッこまれそうですが、それはそれ、これはこれ(笑)。
スザクがルルを殺してしまったとしても、せめて少しでも後悔なりなんなり、して欲しいなぁって…。
本編でのスザクの気持ちがさっぱり描かれてないので、スザクの気持ちを汲むのが本当ーに難しくて…。
スザクに関しては手探りです…。
あの子ホント難しい…。
ちなみに、前後の文で意味はお分かりかと思いますが、話に出てくる『*した』ってのはもちろん『殺した』の意です。
特別意味があるわけでもないのですが…。
ひぐらし漫画でそういう描写があって、それが自分的にすごく衝撃的で…。
伏せてはいるけど、はっきり言って伏せる意味なんて全くないシーン。
それを敢えて伏せることですごく強調されてる。
…別にそれを出したかったってわけでもなくって、ぶっちゃけちょっとひぐらしってみたかっただけです…はい…。
ところで書き終えてから気付いたんですが、これ管理人的23.5話の続きっぽいんですよねー…。
狙って書いたわけではなくて本当にたまたまなんですが、あれの後にこれだとしっくりくるというか…。
だから一応こっそり続きでした、ということで…。
そして管理人的23.5話でも書いた、世に出したかった話のもう一つはこれです…。
こんなんですが、思い入れもひとしお…。
ていうか、C.C.がそこまで詳しく事情を知ってるんかいな、というツッコミが聞こえてきそうですが、そこは彼女の人間じゃない系能力か何かとか思ってさらりと流してあまり気にしないで下さい…。
ところでこれ書き終わってだいぶ経ってからマリアンヌさんの存在を思い出したのはここだけの話…。
や、でも実際日本がブリタニアに占領されてスザクと離れ離れになって、それでもルルがまともに生きてこれたのはひとえにナナリーがいたからに他ならないと思うので…。